プレスリリース

PRESS RELEASE

グローバルIoT通信に新プラン、 ブラジル市場に特化した「planP2」が登場

パーマネントローミング制約のない現地回線に切り替え可能、スムーズな市場投入を実現

株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長 玉川憲)は、IoT向けデータ通信サービス「SORACOM Air for セルラー」において、南米ブラジルで現地キャリアの通信契約ご利用いただける新プラン「planP2」を2023年7月6日より提供開始します。

ブラジル市場に特化した「planP2」が登場

1枚のSIMで世界中の国と地域でご利用いただける「SORACOM IoT SIM」は、ひとつの国でも複数の通信キャリアでつながる広いカバレッジが特長です。加えて、カード型に加えチップ型SIM(Embedded SIM、eSIM)にも対応し、製品のライフサイクルに合わせて、データ通信を行わない期間は維持費を無料に設定できるなど、IoTビジネスでの活用のしやすさから、特にウェアラブルデバイス、位置情報を使ったトラッカーなど、グローバル展開する製品・サービスで多く利用されています。

しかしながら、一部の国・地域においては恒久的なローミング接続(パーマネントローミング)が禁止されており、一定期間を超えて、ローミングベースの回線を利用できないケースがあります。IoTの主要市場として期待されているブラジルについても、パーマネントローミングに関する規制があり、複数国での利用を前提としたIoTデバイスをどのようにこのパーマネントローミング規制に準拠させるかが企業にとっての課題になっていました。

新データ通信プラン「planP2」は、ブラジルの現地キャリア回線で2G/3G/4G/NB-IoTをご利用いただくことができます。本プランはソラコム独自の回線管理技術である「サブスクリプションコンテナ」機能を用いることで、グローバル160以上の国で利用できる「plan01s」のSIMに対して、OTA(Over the Air、無線経由)で追加でき、物理的にSIMを交換することなくご利用いただけます。

このため、IoTデバイスをブラジル内で利用する場合のみ、planP2に切り替えることで、パーマネントローミングの問題を回避できます。ソラコムとの契約のみ、1枚のSIMでグローバル及びローカル(ブラジル)回線の双方に対応することができ、煩雑な契約の回避、請求処理の簡素化、お客さま製品のスムーズなグローバル展開に貢献します。

本サービスはLimited Preview版*で提供されます。利用を希望される方は、ソラコムのウェブサイトからお問い合わせください。

ソラコムは「IoTの民主化」を掲げ、IoT技術をより使いやすく提供することで、多くの活用事例とイノベーションの創出を目指します。

*Limited Preview:限定的なサービス提供のため、利用に際しては、利用の目的・使い方・導入時期などをご申請いただきます。

ブラジル市場に特化したデータ通信契約「planP2」

提供開始日

2023年7月6日

特徴

  • SORACOM IoT SIM(plan01s)に、追加可能
  • ブラジルで2G/3G/4G/NB-IoTに対応
  • 接続可能キャリア:TIM

料金体系・利用方法

ソラコムのお問い合わせフォームからお申し込み下さい。

https://soracom.jp/contact/

ウェブサイト

https://soracom.jp/services/air/cellular/

■本件に関するお問い合わせ

株式会社ソラコム   広報担当/田渕

E-mail:pr@soracom.jp

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